ふるさと納税サイト「ふるなび」が、奈良県宇陀市のクラウドファンディングプロジェクトへの寄附受付を開始した。

「宇陀×エストニアプロジェクト」は、少子高齢化と過疎化が進む奈良県宇陀市で、未来を担う人材を育成し、地域活性化を目指す取り組み。エストニアの先進的なITやアントレプレナーシップ（新しい事業を創造しリスクに挑戦する姿勢）教育と連携し、宇陀市内で子どもたちに起業家精神や課題解決能力を育む環境を整えている。特に、エストニアでの短期留学プログラムを通じて、アントレプレナーシップを実践的に学び、地域の未来に貢献できる人材を育てることが狙い。

また、エストニア企業と提携し、ロボット工学の分野で専門技術を持つ人材を育成するためのプログラムも進行中で、これにより宇陀へ、エストニア企業の誘致も目指している。このプロジェクトは、地域の課題解決に繋がるだけでなく、子育て世代の移住を促進し、過疎地域の活性化モデルとなることを目指している。

本プロジェクトで寄せられた寄附金は、市内の学生等のエストニアへの短期・長期留学費用に活用される。また、エストニアから得た知見やネットワークをもとに、市内でアントレプレナーシップを育成する「学び環境の整備」費用としても使用される。「進みゆく少子高齢化と過疎化の危機感から、未来への希望を託した挑戦として始動した『宇陀×エストニアプロジェクト』」、詳しくはこちら。