U.S が、カスタマービジネスの一環として手がける体験型アートカフェ「金沢茶寮」では、ニューヨーク・マンハッタンにて、 11月9日・23日の2日間限定で、POP UPイベントを初開催した。イベントの舞台となったのは、ニューヨーク・マンハッタンに店を構える本格抹茶カフェ「雪月華（せつげっか）」。

「雪月華」は、2017年4月ニューヨーク市のイーストビレッジの一角にオープン。店内には、和の心を感じる畳や石臼などを設置。その洗練された空間に魅了されたニューヨークの住人や旅行者が、朝から晩までひっきりなしに列をなしていた。

今回のPOPUPでは、「金沢茶寮」の本店と同様に、120分のコースを少人数クラスで実施。事前に販売した体験チケットは即完し、2日間をかけて全15名が来場した。当日は、参加者は白磁の九谷焼の器に、漆塗りの技法で現代風に彩色する「金沢塗」を体感。完成した作品で、「雪月華」のシグネチャーメニューである抹茶を味わうワークショップとなった。

初日に参加したマテウスさんは、何度も足を運ぶほど日本が大好きだとか。「器の一層目には、ジャパンで見たブルースカイを思い出して塗ってみた。次に僕が好きな京都の紅葉、最後に夕焼けだよ」と、満面の笑みでコメント。金沢の観光名所や美味しいグルメについての話題で盛り上がる場面も見られた。今後もU.Sでは、日本の魅力向上に向けてグローバル視点のある「感動体験」の開発と発信に取り組んでいく。