2024年11月19日 09:50

海士町は、島前ふるさと魅力化財団と連携し、海士町の滞在人口(主に大人の島留学生)と関係人口(主に海士町オフィシャルアンバサダー)が、現実とデジタルの両空間における「協働・共創」と「地域経営への参画」の推進に資する組織となることを目指し、分散型自律組織「Amanowa DAO」の運営を11月18日より開始する。
海士町では、これまで築いてきた「人と人との繋がり」やそうした縁がきっかけで関係人口となってくれた人が普段何気なくしてくれている「地域を想う活動や貢献」を、可視化し承認し合えるようなコミュニティを形成していくことが、次なる挑戦だ。その実現のために、web3.0技術を活用しDAOの構築と運営に取り組んでいく。
「Amanowa DAO」は、海士町オフィシャルアンバサダー(関係人口)と、大人の島留学生(滞在人口)を主なDAOメンバーと想定しており、この両者の「海士町を盛り上げることに資する活動」をブロックチェーン上で可視化することによって、その貢献度合いに応じて、「DAO内における意志決定への影響度を高めること」や「貢献度を高めたメンバーしか得られない特典を享受」することができる仕組みとなっている。
本取り組みは、経済産業省関係令和5年度補正予算「Web3.0・ブロックチェーンを活用したデジタル公共財等構築実証事業」テーマ⑤:Web3.0型地方創生・関係人口創出事業のためのガイドライン策定に関する業務における採択事業者である、Hiroshima Web3協会と連携協力し実施する。