2024年11月07日 09:58

GRAJIOは、温浴施設内にサイネージを導入し、広告を配信する新サービス「WAKASU MEDIA」を8月上旬よりスタートした。

温浴施設はスマートフォンを持ち込まない環境であるため、高い視聴率が期待できる。男女別にサイネージを設置することで、性別セグメントを分けたターゲットに適した効果的な広告配信が可能だ。また、サンプリング施策を組み合わせることで、商品を実際に試してもらう機会を提供し、認知度向上と顧客体験を同時に実現する。

同社がターゲットとする温浴施設は、首都圏を中心に展開している高品質な施設で、具体的には、テルマー湯西麻布、湯処葛西、松本湯など、年間を通じて多数の来場者を集める大人気施設と提携している。これらの温浴施設は、1日あたり平均数百人から数千人の利用者が来場し、リピーターも多いのが特徴(月間35万人にリーチ可能)。また、利用者の年齢層は20代から60代まで幅広く、男女比は6:4となる。特に健康や美容、飲料、乗り物(車やe-bike等)などへの関心が高い人々が多いため、男女別のエリアにサイネージを導入し、各々のターゲットにリーチできる広告主に最適な場所となっている。

スーパー銭湯の数は年々増加傾向にある一方、公衆浴場は減少し続けている。日本の文化である銭湯を守る。これが同社のミッションだ。広告費の一部を温浴施設に還元することで、温浴施設全体の発展と維持に貢献していく。

導入施設は、首都圏16施設へ設置済み(設置施設は順次、拡大予定)。

GRAJIO