2024年11月06日 16:10

KADOKAWAより11月5日に、学習参考書「『読める』『解ける』を可視化する 安達の視える現代文」が発売された。本書は、河合塾講師の安達雄大先生による究極の現代文の読み方&解き方解説本。
安達先生によると、現代文には7つのセオリーがあるのだとか。「目で見ているだけ」と「頭で理解している」を区別する、「読めた」とは文章を「説明」できる状態のこと、などの7つをそれぞれ解説。あとに続く9題の問題演習で、実際に問題を解きながらそれらが体験できるようになっている。
「本文解説」では意味段落ごとに問題文を再掲載し、その時々でおさえるべきポイントをフキダシに書き込んでいる。読める人は、「問題文をどのように追って、どのように要点をおさえているのか」を細かくチェックできる。文章が正しく読めたら、次は「設問解説」。ここでは設問を分析したり、解答を導き出したりする過程をていねいに描写。自分で問題を解いたときの思考過程とじっくり比較できる。
各講の最後には、コラムを設けた。問題の解説から少し離れて、「時間制限対策」に関して安達先生の話を読むことができる。「読むスピードを上げたい」「速読の方法が知りたい!」「時短ってどうやるの?」という受験生のお悩みあるあるに対して、目からウロコの解決方法が載っているかも。定価1980円(税込)。詳しくはこちら。