2024年10月24日 12:41

河出書房新社は、イギリスDK社によるビジュアル決定版の「古代ローマ帝国大図鑑」を、10月29日に発売する。

古代ローマは、現在のイタリア・ローマを中心に、北はイギリスから南はエジプトまで、東はイラクから西はスペインまで、広大な地中海地域全域を版図とした世界帝国だ。本書「古代ローマ帝国大図鑑」は、ローマ最初の定住地と呼ばれるパラティヌスの丘の集落から9000万人を超える帝国の最盛期、そして激動の衰退・滅亡まで、古代ローマの全ての期間を圧倒的な情報量で迫るビジュアル大図鑑だ。

古代ローマにおいては、新しい宗教と政治制度が誕生し、国家が形成され、文化と技術の目覚しい進歩があった。本書は、古代ローマの約2200年の歴史をたどり出来事や戦いの流れを追っていくだけではなく、ローマにおいて変遷し、後世にも大きな影響を与えていく文化面についても深く探究。政治、戦争、宗教、工学、医学、芸術、文学、哲学から、女性、労働などの新たな視点まで、130以上の項目で古代ローマの全貌に迫っていく。さらに、人物にも脚光を当て、アウグストゥスからコンスタンティヌス1世までの偉大な皇帝や将軍、歴史家など文化的影響力のある人物のプロフィールを特集しつつ、剣闘士やパン屋、奴隷についても一歩踏み込んで掲載。そして一般市民や兵士から迫害された人々まで、イラストや工芸品、今に伝わる言葉などから語られるので、古代ローマに生きる人々の声や日常生活を知ることもできる。

定価は7590円(税込)。初版発売日は10月29日。

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