2024年10月08日 12:46

Oishii Farm Corporation(オイシイファームコーポレーション)は、首都圏に世界最先端の植物工場の研究開発拠点「オープンイノベーションセンター」を設立する。

Oishii Farmは、創業当初からグローバルでの事業展開を視野に入れ、マーケットとして最適であり、かつグローバルスタンダードな体制を構築する上で優位性をもつ、米国に本社を設立した。本社には研究開発機能を備え、植物工場の技術革新に注力し、主に内製化によりコア技術の開発を推進してきた。2024年には、米国ニュージャージー州において世界最大級のいちごの植物工場を本格稼働させ、サステナビリティと高生産性を両立させた植物工場の実現により、ビジネスとしても持続可能な新たな農業の形を示した。

これまで米国を拠点に事業・研究開発を進めてきたが、急速な事業拡大に対応するための量産化、生産性の向上、更なるサステナビリティの追求、おいしさの探求、新たな果物・野菜の生産などに向けた研究開発の加速を目指し、技術開発に適した地である日本に新たな拠点を設立することとなった。日本にオープンイノベーションセンターを開設することで、植物工場に必要な各領域を牽引している企業との連携を強化しながら、植物工場におけるイノベーションを加速する。同センターでは、「農業領域:植物工場向け最適品種、栽培技術、他」「工業領域:ファクトリーオートメーション、AI環境制御システム」などを始めとする様々な技術研究を実施する予定だ。

Oishii Farm