2024年10月07日 19:00

小田急電鉄は、同社が展開する、狩猟経験の浅いハンターを会員とし、獣害に悩む農林業者をマッチングするプラットフォーム「ハンターバンク(HB)」において、地域ごとの運営を担ってもらう「現地運営パートナー」の募集を10月7日に開始する。
HBを通じた現地での活動は、会員ハンターによる箱わな設置にはじまり、農林業者によるわなへの餌まき・見回り、その後に獣が捕獲された際には会員ハンターが止め刺しをする。この一連の中で同社は、会員ハンターへの狩猟技能のレクチャー、ジビエバーベキューなどのイベント運営、わなへの餌まきのサポート等で運営を支えている。現在HBは、神奈川県小田原市で事業を展開し、みかん等の食害対策への実績もあげている。
今後は、HBを広い地域で展開していくことを目指しており、引き続き狩猟経験が浅い・狩猟の場を持てないハンターと、獣害に悩む農林業者の募集に加え、今回新たに募集を開始するのが「現地運営パートナー」だ。地域の獣害の解決を考えていれば法人・個人を問わず、その地域内で5箇所以上の箱わな設置場所を用意してもらえれば(自身の土地である必要もない)、基本的には誰でも応募できる。同社が小田原市で培った運営ノウハウを丁寧に引き継ぐとともに、その地域への会員ハンター呼び込み等も行うため、安心して活動をスタートでき、その地域でのHBとしての収益の一部を「現地運営パートナー」へ還元する。
募集開始日は10月7日。