2024年10月04日 09:57

野村不動産ホテルズが運営する「庭のホテル 東京」は、10月4日より、オリジナルの蜂蜜「庭のはちみつ」のホテル内レストランでの提供と、瓶詰販売を開始する。
「庭のホテル 東京」では、2022年秋にホテル敷地内の4つの庭から集めた落ち葉を腐葉土に加工し、2023年春より屋上の約35㎡のスペースで野菜とハーブの栽培を開始した。これらの収穫物はすべて館内の和洋2つの直営レストランで使用している。庭のホテルは、これらの取り組みを「eco庭」プロジェクトと称し、独自の循環型環境保護システムとして展開している。
2月からは、メロンやカボチャなどの果菜類の受粉促進を目的に、屋上菜園の一角で養蜂を開始。地上約53mという高さでの養蜂は、当初ミツバチが定着するか若干の懸念もあったが、5月には副産物とし13kgの蜂蜜の採取に成功。続く6月に25kg、8月に35kg、合計73kgの蜂蜜を収穫した。10月中旬には、年内最後の採蜜を予定しており、総計85kgの蜂蜜採取を目指している。養蜂の第一目的である果菜類の受粉も順調に進み、今年は9月末までにズッキーニ、カボチャ、メロンの収穫をした。さらに10月から、収穫した蜂蜜を朝食やオリジナルドリンクなどに取り入れ館内レストランで提供、一部は瓶詰めにして特別販売を開始する。
価格は、「庭のはちみつ(瓶詰)」Spring/120g:4980円、Summer/120g:4980円(すべて税込)。販売場所はフロント。販売開始日は10月4日。