
メディカルノートは、Meiji Seikaファルマと連携し、国内最大級の医療情報メディア「Medical Note」内で子どものインフルエンザ予防に関する情報を発信し、ワクチン接種の重要性を伝える疾患啓発記事を公開した。
インフルエンザは2024年9月時点、すでに全国の定点あたり報告数の増加がみられ、今シーズン(2024~2025年)もある程度の流行が予想されている。通常12月~3月頃に流行するインフルエンザは、子どもや高齢の人、免疫力が低下している人などがかかると重症化して合併症を引き起こすことがある。特に子どもが発症しやすい合併症の中には、インフルエンザ脳症や心筋炎など命に関わったり後遺症として症状が残ったりする可能性のある病気があるため、インフルエンザに感染しないよう予防策を講じることが非常に重要だ。
しかし、子どものインフルエンザワクチンの接種率は例年50~60%であるのが現状。さらに、メディカルノートが会員を対象に2022年度に実施した調査においては、副反応や費用に関する懸念のほか、「接種してもインフルエンザにかかるから」との理由で子どもへのワクチン接種を躊躇する保護者がいることも分かった。これらの課題を踏まえて、インフルエンザがもたらすリスクやワクチンの重要性について正しく理解を深めてもらいたいという思いから、子どものインフルエンザ予防の啓発に取り組んでいる。
記事では、今シーズンのインフルエンザの流行予測や、小さな子どもの重症化のリスクについて分かりやすく解説している。加えて、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが5類感染症となり、人々の行動が通常の状態に戻ってきたことで、インフルエンザの流行にどのような影響があるかについても、医師の見解をもとにまとめている。