2024年08月19日 16:01

fav hospitality group(FHG)がヘラルボニーとコラボレーション、ホテル事業の「fav」「FAV LUX」シリーズを通して、宿泊者とホテルの双方で、作家に宿泊料の一部を支払う共同プロジェクトがスタートした。

異彩作家たちの創造性豊かでユニークなアート作品を、魅力あふれる形で国内外に届けているヘラルボニー。主に知的障害のある作家と独自のライセンス契約を結び、作品の利用料として、作家に正当なロイヤリティを支払うビジネスモデルを構築している。この取り組みにFHGが共感したことで今回のコラボレーションが実現した。障害のある人々への支援ではなく、彼らの作品に対する利用料を支払うことで、作家の活躍の場を広げ、創作活動やその普及に繋げていく取り組みとなっている。

FHGでは、現在全国で展開しているホテル「fav」「FAV LUX」シリーズに、ヘラルボニールームと称した客室を設置。室内には、カーテンやクッション、ベッドスロー、絵画、皿、コップ、椅子など、ヘラルボニーと契約している作家のアートが落とし込まれたアイテムが揃っており、泊まるだけで自然とアートに触れられる環境に。一泊一室につき、宿泊者から250円、FHGから250円。合計500円がヘラルボニー契約作家に支払われる。

これに合わせて、favの宿泊体験記を紹介する特設サイトを公開。旅に対してハードルが高いと感じている人たちが語る、favの魅力が綴られている。詳しくはちら