2024年06月05日 15:53

汚れた壁紙を貼り替えず新品同様に再生する「e-coat」を全国展開するワイズコーポレーションでは、2024年6月に加盟店数が50店舗を突破した。

e-coatは壁紙貼り替えと比べ、施工料金が約30%減、施工時間が1/2となり、ゴミの量を削減し、人件費も抑えられる。これらの理由から、原状回復工事を行う内装事業者間で人気を集めており、建築業の資材費・人件費高騰の中でコストを抑える新たな手段として注目されている。

壁面再生特許工法の「e-coat」は、汚れた壁紙を貼り替えずに新品同様に再生が可能。施工スピードはクロス貼替の2分の1から3分の1で、ワンルームなら3時間程度、ゴミの量もクロス貼替の10分の1に削減する。1時間程度の乾燥時間と同時に臭いも抜けるので即入居が可能で、料金も壁紙貼替に比べて約30%のコスト削減を実現。稼働率を重視する賃貸物件や店舗、オフィスなどでも人気となっている。また、聚楽などの和室壁の汚れなどは再生が難しいが、e-coatなら6帖を1日で再生が可能。

さらに、e-coatシリーズとして、天井材の吸音効果を損なわず新品同様に再生する「e-coat吸音板」、湿度をコントロールして室内環境を改善する「e-coat珪藻土」のラインナップもあり、様々な壁や天井に対応している。SDGsの観点からも社会に貢献できる点が評価され、2024年6月現在、加盟店も50店舗に到達した。