2024年06月05日 09:01

GreatValueは、まちのDX「HERO」とtotraを連携活⽤した⼦どもの⾒守りサービスを、宇都宮短期⼤学附属中学校へ導⼊する。

まちのDX「HERO」に、子どもの保護者の情報と、⼿持ちのtotraもしくはSuica裏面のSuicaID番号を登録してもらう。⼦どもが、教室前等に設置されたリーダーに登録したtotraもしくはSuicaをかざすと、家族に登下校の通知が届く。

交通系ICカード「totra」とは、「東日本旅客鉄道」が提供する「Suica」の機能に加え地域独自サービスを1枚で提供できる地域連携ICカードの一つ。

近年、警察署や学校などから、携帯電話を活用した不審者情報メールを配信する取り組みとして普及しつつあるが、メールを受け取った家族が子どもの在否を学校へ確認することが増え、学校側の負担となっている。そこで、昇降口や門、特定施設の出入り口にリーダーを設置し、Suicaや地域連携ICカードをかざすことで、事前登録した家族へ登下校の通知がされる、子どもの見守りとしての活用を可能としたことで、課題の解決が出来るようになる。

このたびの宇都宮短期⼤学附属中学校への導入は、スタートアップが行政課題を解決することで、これまでにない成長機会を得ることを目指す場とする「TOKYO UPGRADE SQUARE」にて、官民連携として出会った宇都宮市東京オフィスによるマッチングを通して実現に至った。