2024年05月09日 13:22

レオパレス21は、ビットキーが提供するコネクトプラットフォームhomehubおよび、連携するスマートロックを活用。それにより、2024年の繁忙期において、約5万8000件の物理鍵の受渡しが不要となったことを明らかにした。

なお、同社管理物件へのスマートロックの設置戸数は25万戸を超え、2023年度は鍵に関する業務時間を年間で約14万時間を削減。これらの取り組みは、店舗数を109拠点から72拠点に集約した事業運営の効率化にも寄与している。

同社では、入居者の退去に伴う鍵交換作業や新しい鍵の作成、入居時の鍵渡しのほか、内見時の鍵の受け渡しなど、鍵に関する業務時間は1戸あたり平均42分かかっていた。また、鍵は店舗間で郵送するため、郵送費用などの付随したコストも課題となっていた。

スマートロックを導入した物件では、入居日の前日に入居者宛に招待メールが届く。メール内のURLからhomehubアプリのアカウントを作成するだけでデジタルキーを受け取ることができ、入居日より利用が可能に。入居者は鍵の受取のために店舗へ立ち寄る必要がない。

今後もさらなる業務効率化と利用者の利便性向上を目指し、スマートロックの設置拡大を進めていく。またスマートロックを活用したサービスや機能などの開発に取り組み、新たな価値を創造することで、より一層の快適な住まいを提供することを目指す。