2024年03月25日 14:58

このたび、高校生たちによるAR技術を活用したまちおこしプロジェクト「ARミライナビ基山プロジェクト」の成果発表会が開催され、生徒の作品が各店舗に設置された。これは、東明館学園 東明館中学校・高等学校、ノーコードでARが作成できるサービス「palanAR(パラナル)」を提供するpalan、フリーランスによる地方創生プロジェクトを手掛けるJICU(ジク)によるもの。

東明館高等学校の探究ハウス1年生が授業の一環として、1月~3月に基山町の駅前やモール商店街を中心とした各商店を取材。その特徴や魅力を活かしたARコンテンツを作品として制作し、3月13日に基山町と合同での発表会を行った。

この成果発表会を経て、観光客や利用客はアプリをインストールすることなく、各店舗に設置されたQRコードからそのままAR作品にアクセスすることができるようになった。スマートフォンから店の外観や内装、商品などを実際に見ながら、高校生が拡張現実(AR)として付加したストーリーや情報を楽しめる。これにより、各店舗の独自性と魅力をより深く伝え、来場体験を充実させることができる。

なおAR作品はpalanのプラットフォームを利用し、高校生がノーコードで開発。これらの作品は現在同社が開発したARマップを通して一覧化され、観光客や利用客は各店舗を回遊しながら、高校生が制作したAR作品を楽しむことが可能。詳しくはこちら