2024年03月21日 16:03

南相馬市は、日本電気(NEC)が提供する窓口業務を支援するサービス「NECスマート行政窓口ソリューション 窓口DXSaaS」を導入し、3月27日より、「書かない」「待たない」「回らない」窓口サービスの提供を開始する。
「NECスマート行政窓口ソリューション 窓口DXSaaS」の特長は、「窓口での来庁者の負担軽減」「システム支援による窓口サービスレベルの均一化と職員業務軽減」「他システムのデータ活用によるスムーズな手続きの実現」。「書かない」「待たない」「回らない」窓口サービスでは、来庁者の窓口での申請書記入等の負担軽減と総手続き時間短縮を図るとともに、申請書などの記入漏れや記載誤りを防ぎ、紙の申請書等を電子化することによる職員の業務効率化の双方を実現する。
今回の取組は、デジタル庁が推進し、政府共通のクラウドサービスの利用環境であるガバメントクラウドを活用した「窓口DXSaaS」として福島県内初の事例(東北では二例目)となる。ガバメントクラウド上に構築、提供された「窓口DXSaaS」を活用する事で、申請書の記入等が不要となるなど住民の負担軽減の効果に加え、行政側の基幹システムとデータ連携を図りやすい環境が整えられ、職員の業務の効率化、負担軽減も同時に実現。今後、南相馬市とNECは、申請書の電子サインへの対応やオンライン申請との連携を含め、更なる住民サービスの向上と職員の業務効率化、新しい窓口体験の創出を目指して窓口改革を推進していく。