2024年03月21日 15:52

ポケットサイン社は、デジタル身分証アプリ「ポケットサイン」において、アプリの基本4情報(氏名・住所・生年月日・性別)を最新の住民票にもとづいて自動更新する機能をリリースした。基本4情報の自動更新に対応したスマートフォンアプリはポケットサインアプリが日本初。

本機能では、引越しなどによって住民票の基本4情報が更新された際に、ユーザーの事前同意のもとで、デジタル身分証の情報を自動更新できる。これによりユーザーはポケットサインアプリと連携している各種のサービスを利用する際に、都度更新の手間なく自動で最新の基本4情報を反映することが可能。サービス提供者も、基本4情報の最新性の確認にかかる負担を削減でき、ユーザー・サービス提供者双方の利便性向上を実現する。

例えば保険契約の更新や金融機関への登録など、個人情報の継続的な管理・確認が必要な場面で、はがきを使った住所確認などが不要となる。これにより、利用者側では都度の届け出が不要に。サービス提供者側では、オンラインでの正確な自動更新化が可能になり、郵送費や人件費の削減につながる。

またポケットサインアプリでは、連携する各種のサービスに対して「どのような利用者個人の情報を渡すのか」の管理が可能。これに加え、基本4情報の自動更新が可能になることによって、個人情報を自分の手で管理することができる、安全さと利便性を兼ね備えた、新しい「デジタル・アイデンティティアプリ」の可能性を切り開く。