2024年02月13日 20:09

GREEN FORESTERSは、とちぎ百年の森をつくる会(とち森会)を設立した。とち森会の設立により、伐採後のカーボンクレジットの創出と生物多様性の保全・回復を前提とした森林管理体制を構築し、木材供給と共にカーボンニュートラルとネイチャーポジティブに資する森づくりを推進していく。
日本では、長期的な木材価格の下落と低迷、植林・育林を行う人材不足等により放置林(過去に植林した人工林等が管理できていない状態の森林)や、造林未済地(伐採後に再植林が実施できず森林に戻っていない状態)が発生しており、温室効果ガス吸収源や生物多様性保全等、森林が持つ多面的機能への期待が高まっている中、森林の十分な管理・活用が行われていないことが課題となっている。
そうした背景を踏まえ、今般、青葉組は栃木県内の林業事業者であるForest Oneと連携してとち森会を設立、カーボンクレジット等を活用する企業からのスポンサリングにより森林所有者の費用負担が一切なく、伐採後の森づくりを起点とした森林の伐採・植林・育林体制を確立した。
さらに、とち森会の応援団として「パートナー会員」を創設、創設時会員として、more trees、住友大阪セメント、栃木銀行が参画した。今後、森林のさらなる活用の推進と次の100年に必要とされるような多様な生物が息づく森づくりを推進していく。