2023年12月19日 10:13

阪急電鉄と阪急阪神不動産は、スタートアップとデジタルノマドワーカーに特化した会員制コワーキングオフィス「FUTRWORKS(フューチャー・ワークス)」を、2024年1月5日に「阪急グランドビル」に新設することを決定した。

両社は、大阪梅田エリアの競争力の強化と地域力の伸長を図る目的で、スタートアップを支援する会員制コワーキングオフィス「GVH#5」を、2014年から「阪急ファイブアネックスビル」で運営してきており、これまでに入居するスタートアップを大手企業が友好的にM&Aをするなど、大阪のスタートアップ支援の取組で一定の役割を果たしてきた。一方で、海外のスタートアップやスタートアップと親和性、関連性の高いデジタルノマドワーカーの日本進出が増加しつつある中、このような企業・人材を関西で受け入れる場所の必要性が高まってきている。

新設する「FUTRWORKS」では、これまでの「GVH#5」の取組に加え、日本のスタートアップの海外展開支援と海外のスタートアップやデジタルノマドワーカーなどの人材の誘致に注力する施設として運営し、外国人デジタルノマドワーカーが気軽に訪れることができる場所になるよう、海外との連携を促進させながら、多彩なイベントの開催なども検討していく。

開設日は2024年1月5日(予定)。「FUTRWORKS」の開設に伴い「GVH#5」は12月末で終了。場所は、阪急グランドビル26階(大阪市北区角田町8―47)。

「FUTRWORKS」webサイト