2023年12月18日 09:02

スーパーペンギンは、12月15日リニューアルオープンしたメガネ店、「正眼堂」の店舗デザインを行った。本専門店は、洛西ニュータウンの中に位置する、地域の人々が利用する地域密着型のショッピングセンターになる。

スーパーペンギンは、日本の各産地の展示会出展をサポートする空間デザイン会社。通常の店舗デザイナーではなく、なぜ展示会のデザイナーが店舗を手懸けるのか。「仮設性」「変化への対応」「コミュニケーション型」などをキーワードにした展示会デザイナー独自の「展示会思考」で、地域の専門店が持つ特徴を活かしながら、集客の悩み解決を図る。

東京ビッグサイトなどで開催される展示会の一般的な開催期間は僅か3日間。その出展者ブースをデザインする展示会デザイナーは、その3日間で集客の結果が出るようにブース内の全ての箇所を戦略的にデザインする。単に空間をデザインするだけでなく、「結果が出ること」を最優先に考えた戦略的な空間デザインを行うことが特徴。

ラクセーヌ専門店街の主な客層は、近隣の住民がほとんど。近くに大型ショッピングセンターもあることから、京都市内等広域の様々な人が訪れる場所というよりは、近隣の人々が日常的に利用する、という場所であることが特徴だ。今回の店舗デザインでは「メガネを売る店」ではなく、「メガネについて会話をする店」として、近隣の人々が毎日会話に訪れたくなるような、コミュニケーションを大切にする空間として設えることとした。

「正眼堂」は12月15日リニューアルオープン。