2023年12月13日 09:06

SCENTMATIC(セントマティック)の日本酒ソムリエAI「KAORIUM for Sake」が、12月8日からオープンする、京のお酒と京の食事、京都の全てを愉しむ店をコンセプトとした「京都酒蔵館別邸」に導入された。
「KAORIUM for Sake」は、膨大な言語表現と人の香りの感じ方に合わせて、1万以上の日本酒の風味・感性データと酒ソムリエの感性を学習した最先端のAIシステム。AIが持つ膨大な日本酒の風味データによって、最高の「人とお酒」のマッチングを導き出すことができる。
日本酒の製造・販売は年々減少しピーク時の3割以下にまで落ち込んでいる。国内の酒蔵数も同様に、ピーク時から45%も減少している。この対策として、地域密着型の日本酒・酒蔵業の活性化が地域社会の活性化に寄与すると期待されている。
「KAORIUM for Sake」は風味や香りを表現するのが難しい日本酒を、様々な言葉で表現し、消費者が選びやすい言葉でお酒を見つける手伝いをする。都内の日本酒バーでは「KAORIUM for Sake」の導入により日本酒の注文数が23%増加したデータがある。
今回、12月8日からオープンする京都酒蔵館別邸では、カウンター2席につき1台、各テーブル席、個室全室と合計20台の「KAORIUM for Sake」が設置される。これにより、本館と合わせて総計33台のKAORIUM for Sakeが導入される。