近石病院およびホテルプロデュースカンパニーは、共同で嚥下食対応の宿泊・旅行プランを開発するプロジェクト「やわらかい旅行社」をスタートする。プロジェクトの第一弾として、11月15日～16日に石川県金沢市のホテル「香林居」で、観光・医療業界関係者、メディア関係者を招き、摂食・嚥下障害のあるモニターの人々に実際にプランを体験するPOP UPを開催する。

水星は、「ライフスタイルと観光における多様な選択肢をつくる」をミッションに掲げており、新規事業として旧来の観光市場の外にニーズや課題を抱えている人々に向けた宿泊施設（ライフスタイルデザインホテル）の企画に取り組んでいる。

ライフスタイルデザインホテルの企画の一つとして医療的なケアが必要な人々やその家族が安心して上質な旅行を楽しむことができるインクルーシブリゾート（仮）を構想しており、今回はその実現のための一歩として、嚥下食対応の宿泊プランの開発プロジェクトをスタートした。

モニターの家族3組を対象に、業界関係者、メディア関係者の人々を招き、嚥下食対応の宿泊プランのトライアルを予定している。11月15日～16日、香林居（〒920-0981石川県金沢市片町1丁目1-31）にて実施。※食事は夕食・朝食共に香林居B1に入居しているタイワニーズキュイジーヌkarchで提供予定。患者の人には嚥下食対応メニュー、家族には通常メニューでの対応になる。