2023年10月27日 12:25

ダイワ通信は、クマの出没情報を専用アプリでリアルタイム通知する、AIクマ検知システム「Face Bear(フェイスベア―)」のレンタルを開始する。

昨今、北陸地方、東北地方を中心にクマによる被害が相次いでおり、被害にあった人の数は過去最悪となっている。原因は、クマの餌となる木の実が不作なためと言われているが、これにより、山間部だけでなく、今まで目撃されたことがない市街地での目撃情報が急増している。このような現状から、安全対策措置の早急な普及を要すると考え、同社がもつAIクマ検知システム「Face Bear」のレンタルを開始する。

AIクマ検知システム「Face Bear」は、クマの画像データおよび動きの特徴が分かるデータを収集し、AIに学習させることでクマの識別を可能としたアルゴリズムを使用し、カメラでクマを検知すると同時に即時通知を送る監視システムを開発した。モバイルアプリを通じて登録者にクマの出没情報をリアルタイムで通知する。同システムにより、クマと不意に遭遇してしまうリスクを減らすことで被害防止に貢献したいと考えている(仕様は改良の為、予告なく変更する場合あり)。

レンタル費用は、カメラ1台につき月額2万4800円(税別)。別途、取付・設定費用が発生する。

Face Bear