2023年10月18日 09:05

東武トップツアーズは茨城県石岡市と連携し、10月1日から実施される茨城デスティネーションキャンペーンに合わせて「喋るAIポスター」を制作する。
この取り組みは、地域の観光振興に加え、AI技術の活用による新たな観光体験を提供することを目的としており、デスティネーションキャンペーン期間中、JR石岡駅にて実施されるおもてなし装飾の一部として設置される。
「喋るAIポスター」とは、観光ポスターの中でAIキャラクター(今回は石岡市ゆるキャラ「ししまる君」)が観光地・名所・文化財・特産品などの魅力を多言語で解説するもの。スマートフォン画面でポスターに掲載されているQRコードを読み取ると、スマートフォン画面に「ししまる君」が登場し、石岡市の魅力を楽しく話して案内する。
地域のブランドアイコンであるゆるキャラや所縁のある人物が案内をすることで、観光客に親しみやすさと愛着を持ってもらうことができ、地域に対するポジティブな印象が強化される。そのことがリピーター客の獲得や地域への関心維持の促進にもつながると考えられる。また、ゆるキャラはソーシャルメディアなどでも注目を集めやすく、口コミやシェアを通じて宣伝効果を高めることも期待される。なお、「喋るAIポスター」は日本語、英語、中国語3種類の言語に対応している。
デスティネーションキャンペーンはJRグループ6社と地域が一体となって行う、国内最大規模の観光キャンペーン。10月1日~12月31日は茨城県での実施となる。