2023年10月02日 10:00

Yper(イーパー)は、同社が提供する置き配バッグ「OKIPPA(オキッパ)」が、東京都八王子市の「置き配バッグ配布事業」に採択され、10月1日より市民モニター1万世帯の募集を開始した。

「OKIPPA」は煩雑な再配達受け取りを不要にする吊り下げ式簡易宅配ボックス。不在中だけでなく在宅時でも、非対面で荷物の受け取りが可能。玄関ドアノブに簡単に取り付けができ、設置工事は不要。使用時以外は手のひらサイズに折りたたんでおけるため、常設していても玄関の場所を取らない。EC(ネット通販)のヘビーユーザーや、宅配ボックスがない住居に住んでいる人などに好評となり、2018年9月の一般発売以来、全国で21万個以上が販売されている(10月時点)。

八王子市では、2050年の脱炭素社会の実現に向けて、取組の強化を図るため、2022年2月10日に「ゼロカーボンシティ宣言」を行った。2050年二酸化炭素排出実質ゼロを目指している自治体として、地域内の再配達を減らし、二酸化炭素(CO2)排出を抑制する取り組みとして、今回、置き配促進事業につながった。今回の事業で、市内全世帯の約3.5%の住居に置き配バッグが設置される見込みだ(個数:1万個。申込多数の場合は抽選により当選者を決定)。今回の「OKIPPA」は八王子市オリジナル柄となり、サステナブルなイメージの木々の間に、はちおうじ省エネ国キャラクターのえこちゃん、グリちゃん、ゴーくんが描かれており、毎回の荷物受け取りが楽しみになるようなかわいいデザインになっている。

応募期間は10月1日~31日。

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