2023年09月21日 12:56

エーザイは、世界アルツハイマーデーである9月21日、認知症への理解を深めることを企図した疾患啓発動画、日々はつづいていく2023「ふたりの記憶、ひとつのものがたり篇」を、同社の認知症情報サイト「相談e-65(そうだんイーローゴ)」特設サイトおよびYouTubeにて公開した。
「相談e-65」では、認知症に関する相談や治療に対応している「医療機関」を検索できる「もの忘れ相談ナビ」のほかに、認知症に関する基礎知識、認知機能の維持・向上の対策、介護方法、体験談、体と脳を活性化するデュアルタスクの運動プログラム「ブレパサイズ」など、認知症と歩む人々に向けた情報を掲載している。
急速な高齢化に伴い、日本では2025年には65歳以上の約5人に1人が認知症になると予測されており、今や認知症は誰にとっても身近なこと。認知症の症状は、原因となる疾患や個人により異なるが、周囲の人がその症状の意味や当事者の想いを知り、誤解や思い込みを解くことが、当事者の不安を取り除く第一歩になる。世の中の認知症への理解を深めることで、認知症の当事者とその家族が安心して暮らすことができる社会の実現をめざし、「知ることから、やさしくなれる」をコンセプトとした本動画を作成した。
「ふたりの記憶、ひとつのものがたり」篇の内容はこちら。ふたりは出逢い、成長し、夫婦になり、家族をつくる。時は経ち、ある日食事をしたことを忘れる夫。それに気づき戸惑う妻。認知症と共に生きていくことを受け入れて、前を向く、ふたりと家族のものがたり。