2023年08月29日 15:44

日本ライナーでは、ARIが提供するAIチャットボットサービス「LOOGUE FAQ(ローグ エフエーキュー)」を導入。全国の現場からの電話問い合わせを20%以上削減したことを明らかにした。
日本ライナーは、2022年にDX推進のための専門部署を立ち上げ、バックオフィスの業務効率化に着手。そこで浮き彫りとなったのが、全国11の事業所や各地の工事現場から、本社の工事専門部署や管理部門へ日々寄せられている電話問い合わせの状況。電話対応の時間は毎月50時間程度。問い合わせの内容によっては実際に現場に出向かなければならないケースもあった。一方で工事は深夜や早朝も動いており、現場の社員が問い合わせをしても回答が得られないことも。
こうした業務の円滑化を目的に、問い合わせに対して即時に自動応答できるチャットボットサービスの導入を検討。ITに明るくない社員でも簡単に利用できるツールであることも重要であり、「LOOGUE FAQ」はノーコードで誰でも簡単に操作できる点が要件に合致、導入に至った。
その結果、管理部門に寄せられていた電話問い合わせを20%以上削減し、本社稼働時間外の対応も可能となり、現場の作業効率が向上。また、技術的な問い合わせを解説動画で回答することで、解決までの時間を短縮した。今後は、協力会社に向けたWeb発注システムを展開するに伴い、協力会社にもLOOGUE FAQを利用できるように仕組みを整えていく予定。本導入に関する事例インタビューはこちら。