ヘッドウォータースは、日本マイクロソフトが提供する「Azure OpenAI Service」を活用した生成AIプラットフォーム「SyncLect Generative AI」サービスを開始した。

ChatGPTを企業で業務利用するためには、各社の業務ナレッジをGPTモデルに学習させて、用途に合わせた回答ができるよう、各社でカスタムを行っていく必要がある。この課題に対し、同社では「Azure OpenAI Service」を活用した生成AIプラットフォーム「SyncLect Generative AI」 サービスによって対応する。

「SyncLect Generative AI」は、ChatGPT単体ではできない機能課題に対する強化・拡張を行うためのLLMライブラリ「LangChain」を、Microsoft Azure環境に最適化したプラットフォーム。ChatGPTカスタム済みの機能を提供する。また、本サービスの利用者は、チャット画面上からモード切替を選択することで、独自学習済みの対話エージェントを呼び出して利用することも可能。

このサービスを利用する顧客は、社内外のデータを活用することでより業務に特化した学習を施すことができる。かつ、GPTモデル基盤の利用を短納期で実現、より一層の業務効率化やサービス展開に活用することが可能となる。