2023年08月15日 19:56

チャットプラスは、「社会課題を解決する AIチャットボットコンテスト」「ChatGPT イノベーションコンテスト」において、12名の優秀な学生を選出・表彰した。最優秀賞を獲得したのは、早稲田大学・西口泰正さん(「地域コミュニティ活性化のためのチャットボット」)、慶応義塾大学・大木基嗣さん(「目標達成のためのチャットボット:rAIval」)の2名。

西口さんの作品は、「中長期目標」や「環境問題への取り組み」などの情報をステークホルダーに発信できるチャットボット。現在、企業に求められている環境負荷軽減や環境啓発活動に対し真正面から向き合っていること。ステークホルダーへの情報開示やよくあるコミュニケーションが考えられており、十分実用化できるレベルのチャットボットとして評価された。

大木さんの作品は、目標の達成と自己成長を手助けしてくれるライバルとなるチャットボット。利用者が目標を設定すると、利用者よりも少しレベルの高いライバルが生成され、モチベーションを維持しながら目標を達成するまでのコミュニケーションをとることができる。独創的で生成型AIの特性を活かした発想力と、ディテールまで考えられた機能とデモの実装力が評価された。

表彰式では表彰のほか、賞金としてそれぞれ最優秀賞には10万円、最優秀賞には3万円、特別賞には1万円が贈呈された。