2023年08月03日 13:00

小田急電鉄と東京地下鉄(東京メトロ)は、8月27日、1978年の小田急線・東京メトロ千代田線相互直通運転開始から45周年を記念して、地下鉄を走る特急専用車両ロマンスカー・MSE(60000形)で巡る「小田急線・千代田線 相互直通運転開始45周年記念ツアー」を実施する。
同ツアーは、地下鉄直通を前提に開発し就役15周年を迎えたMSEを、この日だけの特別行路で運行して直通運転を満喫してもらう記念企画。千代田線直通種別として2018年まで運転した「多摩急行」と同じ唐木田駅を起点に、小田急線の複々線区間や千代田線の地下区間を走り、MSEの通常運行区間である北千住駅から地上へ抜けて荒川を渡り、綾瀬駅を目指す。折り返しは、小田急車両の検査を行う喜多見電車基地を経由して海老名駅に向かう。喜多見電車基地では小学生を対象に、車掌アナウンス体験や乗務員室での運転台見学も用意する。
また、この特別な乗車時間に加え、車両撮影会がセットになった2つのプランも用意。MSEを撮影できる「がっつりコース」と、さらに初代相互直通車両として活躍した「9000形」を2006年の引退以降初めて見学・撮影できる「プレミアムコース」だ。
価格は、ライトコース(中学生以上)1万800円、(小学生)8800円、がっつりコース(中学生以上)1万2800円、プレミアムコース(中学生以上)1万4800円(すべて税込)。実施日は8月27日。申し込みは8月4日12時30分から先着順。