2023年07月21日 15:53

三菱鉛筆は、ゲルインクボールペン「uni-ball one(ユニボール ワン)」シリーズで、「最も黒いゲルインクボールペン Blackest gel ink ballpoint pen」としてギネス世界記録(TM)認定を受けた。8月7日、公式認定証の贈呈式をインスタライブにて配信する。

「uni-ball one」のインクは、一般的なゲルインクと異なり、色材の紙繊維への浸透を極力抑える、新しい顔料を使用している。使用している顔料は、従来の色材を粒子中に閉じ込めた独自開発のビーズパック顔料。インクの色材となる顔料を粒子中に閉じ込め、粒子のサイズを大きくすることで、色材の紙面への浸透を極力抑えた。それにより紙面上の色材が本来の色を発色し、黒はより濃く、カラーはより鮮やかに発色する。

また新開発の「ユニボール ワンインク」は、インク内の固形と液体の成分比を変えることで、液体成分を素早く紙面へ浸透させながらも、固形分である色材を紙面に残すことを可能に。紙面への浸透が速い速乾性インクでありながら、色材が紙面に吸収されるのを抑えるため、にじまず裏抜けしない。

黒色に関して、濃く、くっきりとした文字は記憶に残りやすいことが、同社と立命館大学との共同研究によって分かっている。世界一黒いゲルインクボールペン「uni-ball one」シリーズを使うことで、ノートを見返したときに印象に残りやすく、記憶力アップにつながる文字を書くことができる。