2023年06月23日 09:02

奈良ホテルは、奈良県内市町村の魅力を発信する体験イベント「奈良をつなぐ・チェーンなら」Vol.2を来る7月7日に開催する。
「奈良をつなぐ・チェーンなら」は、ホテルスタッフがセレクトした県内市町村の魅力をピンポイントで届けるイベント。奈良県内の色々なエリアに足を運んで、奈良をもっと好きになってほしい。そんな願いを込めて企画した。5月13日に開催した第1回奈良のシカ(奈良市)では、118名に来場してもらい、鹿の生態や現状について、楽しく理解を深めてもらった。
第2回は、奈良の特産品三輪そうめん(桜井市)の魅力に迫る。素麺は今から1200年以上前、奈良県桜井市の三輪地区で誕生した。三輪そうめんは奈良を代表する特産品だが、後継者不足により製造業者・生産量が減少し存続の危機にさらされている。今回は7月7日「そうめんの日」に合わせ、代々受け継がれてきた手延べ製法や、歴史について紹介する。これは、SDGsのターゲット11番「住み続けられるまちづくりを」の取り組みのひとつとしても考えている。
当日は「先着100名に三輪そうめんのふるまい」を実施。そうめん発祥の地が届ける本場の味を体験してもらう。また、創業1830年の三輪そうめん松田大前による講演会や映像上映、パネル展示もある。この機会に奈良の特産品三輪そうめんについて理解を深めてもらい、そうめんの伝統・文化・歴史を後世へ引き継ぐきっかけになればと考えている。
「奈良をつなぐ・チェーンなら」Vol.2三輪そうめん(桜井市)は、7月7日15時~18時。※入場無料。場所は奈良ホテル宴会場。