2023年06月16日 09:58

ザ・リッツ・カールトン京都は、ホテルスタッフが酒米作りに取り組む「オリジナル日本酒プロジェクト」を始動した。

京都の北から南へ流れる鴨川のほとり、東山三十六峰を一望できる最高のロケーションに建つ「ザ・リッツ・カールトン京都」は、祇園や河原町、先斗町など繁華街に近く、観光やビジネスにも便利なアーバンリゾート。京都の伝統・文化のエッセンスが散りばめられたラグジュアリーな空間で、ここでしか味わえない上質な時間を提供する。

ザ・リッツ・カールトン京都は、2024年2月17日に開業10周年を迎える。記念すべき10周年を、ゲストの人々と共にお祝いすべく、今回、「オリジナル日本酒プロジェクト」を始動した。同プロジェクトのキックオフとして、6月6日に行った田植えには約40名のホテルスタッフが参加した。酒米作りの地として選んだのは、「歴史的風土特別保存地区」にも指定されている京都市右京区嵯峨地区だ。

今回取り組むのは、地域バイオマス堆肥や乳酸菌、有機質バイオ肥料を使って酒米を育てる環境にやさしい酒米作りで、2022年、京都市より「持続可能な京都観光を推進する優良事業者表彰」を受けたアドプランツコーポレーションの支援のもと行う。水田にはタガメやゲンゴロウ類が生息し、夏にはホタル、秋にはトンボが飛び交うようなかつての環境を作ることにより、嵯峨地区の美観復興の一助となることを目指す。なお、オリジナル日本酒の醸造は、山梨県で300年の日本酒作りの歴史を有する山梨銘醸の協力のもと行われ、2024年1月下旬の提供開始を予定している。

ザ・リッツ・カールトン京都