エボラニは、AIが人間のように高度かつ自然な言葉で受け答えする「anybot for ChatGPT」に新機能を追加した。チャットの回答をテキストのみならず、画像や動画での返答にも自動でリンクできるようになった。

anybot（エニーボット）は、流通・サービス・小売業など様々な業界のDXを加速させるチャットボット・ミニアプリ。LINE、メッセンジャー、メールなど既存のプラットフォームから予約、会員証、EC、決済、クーポンやキャンペーン機能など、利用者とのやりとりを可能にする。

「anybot for ChatGPT」では、自社のデータをPDFやWEBサイトのURL、CSVファイルでChatGPTに自社のデータを学習させることが可能だ。これまで、ChatGPTはどのような場面であっても、テキストの回答のみだった。カスタマーサポートや営業のサポート、社内での情報共有や教育などビジネス業務に活用しようとしても、最低限の簡単な受け答えしかできなかった。そのため、利用者への案内が伝わりにくく、興味を持ってもらっても、購入/予約の判断に時間がかかるといった課題が生まれていた。

今回のアップデートにより、関連するキーワードを持つ画像や動画に自動でリンクができ、カスタマーサポートなどで利用者への案内が伝わりやすくなり、顧客満足度の向上につながる。

今後、利用者にExcelでの表示やPDFファイルやWordファイルの共有もできるようにアップデートする予定だ。