2023年06月15日 16:17

eスポーツを活用したメタバース教育スタートアップ企業のゲシピは、全国600人の小学生の子どもを持つ親を対象とした「子どもの教育に関する調査」を実施した。
調査の結果、約8割の家庭で子どもは習い事に通っており、週に10時間以上の習い事がある家庭は7.2%もあることが明らかに。さらに、習い事に関して大変だと思うことのトップは「送り迎え」で56.7%だった。以下、「月謝」51.9%、「子どものモチベーション管理」25.6%と続く。
子育ての妻と夫の役割分担については、「子どもの料理や弁当づくり」83.7%、「PTAなどの親の集まり」75.5%、「授業参観や家庭訪問」69.5%、「子どもの勉強」60.5%、「子どもの送り迎え」57.8%で妻がメインとなっていた。男性の育児参加の動きがある中で、家事だけでなく教育においても、子育ての負担が女性に極端に偏っている実態が見えてきた。また、習い事で重視していることを尋ねてみると、1位は「子どもが好きなこと」で53.2%、2位「将来の役に立つこと」32.2%、3位「家に近く送り迎えが楽なこと」26.9%だった。
そういった中で、トレンドとしては50.2%の親が子どもの学力向上にタイパ(時間のコストパフォーマンス)を期待していることも明らかに。また、遊びや楽しむことから学ぶエデュテインメントに、全体の67.5%が前向きであるなど、学びにも新しいスタイルが求められてきそうな流れもうかがえた。