2023年06月12日 12:27

城山博文堂は、名前と共に禅の言葉を刻み込むことにより、押すたびその意味を受け心に癒しを与える「禅の印鑑」を6月12日に発売した。

近年「ハンコレス」との言葉もあり、ハンコに対して負のイメージが付きまとっている。そこで同社では、ハンコだからこそできる付加価値をつけることでユーザーに喜んでもらい、その結果として負のイメージをなくせるのではないかと考えたのが、この日本初登場となる「禅の印鑑」だ。同社SNSでは「禅の言葉に猫のデザインを紛れ込ませる」という、同社の商品(ニャン鑑)に因んだ企画を続けていたことがあった。その過程で、言葉とその意味が、素晴らしいものであると言うことに気づかされた。コロナ禍を経て様々なストレスに苛まれる現代だが、禅の言葉を刻み込むことで、押すたび言葉をそしてその意味を認識し、気持ちに癒しを与えられるのではないかと考え、開発に至った。

禅の言葉とは、禅宗の教えや思想として現代に伝わり、生活して行くうえでの心がけや、気持ちを落ち着けて問題の解消に至る切っ掛けになることもある様々な言葉。「禅の印鑑」は、ハンコの印面に名前と共に禅の言葉を彫り込んでいる。挿入できる言葉は全32種類、自身の気持ちに響く意味合いのものを選べる。印面のデザインパターン(言葉の配列)は、全4パターンの中から選択可能だ。

価格は、浸透印タイプ(シャチハタ社製・9ミリ丸~)2950円~、印鑑タイプ(本柘製など・12ミリ丸~)3120円~(すべて税込)。受注・製作販売は、webサイト「おもしろMY印鑑」、yahooショッピング