2023年06月12日 10:08

武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科は、6月16日~18日、虎屋とコラボレーションした企画展示「うつわと和菓子」を開催する。

「うつわと和菓子」は、武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科クラフトデザインコース陶磁専攻の学生11名が、老舗和菓子屋「とらや」の菓子を題材に制作した器の企画展示。8回目となる同展示は、武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパスにて行う。

今年は、コロナ禍により見送られていたトークイベントを4年ぶりに再開(6月18日、定員30名の予約制)。トークイベントでは、同企画に関係の深い人々を招き、8年間の「うつわと和菓子」展を振り返る。また、お茶会として参加者は和菓子とお茶を楽しめる。当日は、「日本の文化の象徴でもある和菓子をテーマに、工芸工業デザイン学科クラフトデザインコース陶磁専攻の学生が、今の時代にどのような新しい提案を考えたのか」、「和菓子という古来から続いてきた文化と若い世代の学生が作った器が、どのようにコラボレーションできるのか、また、どのような新たな価値を生むことが可能なのか」、「長い企業文化を持つ老舗企業が、若い世代に和菓子の文化を広めるためにどのようなアプローチを考えているのか」、以上のテーマを雑談形式で話しながら、社会・企業と美術大学の関わり方、そこから生まれる新しい価値について再発見するイベントにしたいと思っている。

観覧料(参加費用)は無料。会期は6月16日~18日 10時〜20時。会場は、武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス(東京都新宿区市谷田町1-4)。

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