
JTBは、非日常的な食事体験を「感動ホームパーティー」としてプロデュースするサービス「Living Auberge(リビングオーベルジュ)」の実証実験を7月より開始する。
「リビングオーベルジュ」は、ホームパーティー企画支援サービス。「料理」と「料理の価値を高める付帯サービス」を、ニーズに応じて組み立て、「感動ホームパーティー」として、世界に一つしかない体験を提供する。食事を楽しむ空間全体の演出や装飾、高級感のあるカトラリー類のレンタル、プロフェッショナルのシェフやサービススタッフによるライブ感のあるおもてなしなど、これまで外食でしか味わえなかった「非日常的な食事体験」を自宅やマンション内のパーティールームをはじめ、別荘のような旅先においても、好みの場所で楽しめる。
「リビングオーベルジュ」は、JTBの社内新規事業公募制度「JUMP!!!」により社員から発案されたアイデアで、2021年度に最優秀賞を受賞した。発案した社員自らが「子どもが小さいときに、特に高級店での外食ができない、しにくいという経験」から、同じような悩みを持つ顧客の課題を解決するため、事業化に向けた検討を行ってきた。外食産業にとっても、施設の外での売上を効率的に生み出していくことや、何らかの事情で店舗に来店できない人に対しても、店舗のブランド体験を提供することができ、外食産業とJTBがともに手を取り合って成長していくこともめざしている。実証実験で得た成果をもとに、2023年度中の正式販売開始をめざす。
実証期間は7月15日~9月30日(先着50組予定)。実証エリアは東京23区。