2023年06月08日 12:34

香十天薫堂は、6月14日より、お線香「嵐山」を新発売する。

香十(こうじゅう)は天正年間創業(1575年)。香十は日本の香り文化の歴史の中に生まれ、継承と時代の新しい創造を行い、伝統の香十練香「黒方」をはじめ、名人といわれた高井十右衛門を商品名とするお香や和香木まで、現代に求められる香り商品の数々を届けている。

お盆とは日本中で行われる夏の行事で、私たちが今元気でいる事をご先祖に感謝する美しい伝統行事。お盆の時期はほとんどの地域は8月に行われるが、7月に行う地域もあり、地域によって異なる。昔からの旧暦の7月お盆の時期を受け継いでいる地域は東京、金沢、函館などの一部地域だ。

今回、お盆に向けてのお線香「嵐山」を新発売する。香十の発祥の地である京都の代表的な地名「嵐山」の情景を香り、パッケージに投影している。嵐山「雲林」は、濃い緑に色づき始めた山に、うすくかかる霞の情景を、柔らかな甘みの中に凛とした辛味がひきたつ本格的な香りで表現した。香木沈香、桂皮や甘松などの天然素材をふんだんに用い、優雅で奥行きのある香りだ。嵐山「水麗」は、嵐山を流れる大堰川の水面に照らされた陽光と澄んだ水野情景を、白檀をベースにフローラルの香りを合わせた品のある香りで表現した。重厚感に加え優しく甘い香りだ。

価格は「雲林」5500円、「水麗」3300円(すべて税込)。発売日は6月14日。販売場所は、香十本店、香十東京店、香十浦和店、香十二寧坂店、香十オンラインショップ。

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