2023年06月07日 15:54

ロイヤリティ マーケティングは、10代以上の男女1200名を対象に調査した「節電・節ガスに関する調査」を実施し、その結果を公開した。なお本調査は、TOKYO FM「馬渕・渡辺の#ビジトピ」との共同調査「馬渕・渡辺の#ビジトピ with Pontaリサーチ」として実施した。

本調査によると、節電や節ガスに対して「とても関心がある」27%、「やや関心がある」44%となり、合わせると71%が関心を持っていることが分かった。次に、値上がり傾向にある電気とガス料金に対し、自宅でどのような対応を行ったか聴取。その結果、年代別では60代以上の81%が「節電に努めた」と回答しており、他の年代より高い。また、全ての年代で節電を実施している人が5割を超え、「何も対応していない」を大きく上回った。

また、心掛けたい節電・節ガス方法を自由回答で聴取し、回答内容をテキストマイニングした。大きく表示されている出現頻度の高い単語を見ると、名詞では「電気」「エアコン」「温度」など、動詞では「消す」「抜く」「切る」などのキーワードが目立つ。電気をこまめに消す、エアコンの温度設定を下げるという節電・節ガス方法に取り組みたいという意向がうかがえる。

近年の自宅の電気料金については、「とても高くなった」49%、「やや高くなった」35%となり、高くなったと回答した人の合計は84%。ガス料金については「とても高くなった」35%、「やや高くなった」34%となり、高くなったと回答した人の合計は69%だった。