2023年06月07日 09:51

読売広告社は、「YOMIKO CIVIC PRIDE ACTION」プロジェクトを始動した。
「シビックプライド」とは、都市や地域に関係する人々が、まち・地域に対してもつ「誇り」や「愛着」のこと。「郷土愛」とは少しニュアンスが違い、例えば、地域の文化や歴史を理解し、守り伝えるために行動したり、地域のイベントやコミュニティに参加して地域の活性化に貢献するなど、自分自身が関わって地域をより良くしていこうとする、当事者意識に基づく自負心のことを指す。
アクションの第1弾として、青森県の竹浪比呂央ねぶた研究所および、ポックと協働して「ねぶたのかけら」(実際に運行されたねぶたの彩色和紙の希少な端切れ)をアップサイクルした「シビックプライド名刺入れ」を企画・デザイン・制作した。すべて色やデザインが異なる、それぞれが世界で一つだけの名刺入れとなっている。
普段なかなか目で見ることのできない「シビックプライド」を形にし、身につけられるプロダクトとして生まれ変わらせることで、使うたびに地域と自分とのつながりを感じられる「シビックプライドのよすが=心のよりどころ、寄す処、縁」にしたい、という想いを込めたプロジェクトだ。さらにこのプロダクトは、通常なら廃棄されてしまう素材をアップサイクルして制作する、環境に配慮したサステナブルなものにもなっている。今後も、青森県をはじめ、他の自治体とも協働して「シビックプライド」アクションを広めていく予定だ。