2023年06月06日 09:02

海と日本プロジェクトinとっとりと鳥取県日吉津村は、海を護るごみ袋プロジェクト「護海袋(ごみぶくろ)」を鳥取県内で初めて作成し、その完成披露式を開催した。このプロジェクトは海洋環境の保護と持続可能な未来を目指す取り組みとなる。
今までレジで通常販売される袋は、ごみにしかならなかったが、この袋はレジで一枚ごとに販売され、日吉津村の指定ごみ袋として出せる。当日は中田日吉津村長による披露式が行われ、その後販売店へ配布。販売が始まった。このプロジェクトは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催したものとなる。
買い物をした時のレジ袋が村指定のごみ袋として再利用できる取り組みが6月1日にスタートするのに合わせて、5月30日に披露式と販売店への配布が行われた。日吉津村のマスコットキャラクターである「リップちゃん」と「ムラッキー」がプリントされたこの袋は、「海」を「護」る「袋」と書いて、その名も「護海袋」。兵庫県洲本市から始まった取り組みで、鳥取県でも初めて作成された。
鳥取県日吉津村の指定ごみ袋を販売する4店舗に於いて1枚20円で販売され、今後増えていく予定だ。海の中に増えるプラスチックごみが問題となる中、レジ袋をごみ袋として活用し、少しでも海洋ごみを減らす取り組みとして期待されている。