2023年06月06日 09:01

カマンは、6月5日の環境の日から、下北沢BONUS TRUCKおよび中目黒にて、テイクアウト・デリバリーにMeglooを活用する実証実験を開始する。また、Megloo容器と使い捨て紙容器を比較してCO2排出量が9割減少することが、ライフ・サイクル・アセスメント(Life Cycle Assessment)分析により算出されたことを公表する。
LCAとは、製品・サービスの資源採取から、生産・流通・消費・廃棄・リサイクルに至るまで製品の一生(ライフサイクル)を通じた環境負荷を定量的に分析、評価する手法。カマンは、地球・人間環境フォーラム監修の元、Megloo容器と使い捨てプラスチック容器、使い捨て紙製容器のLCA分析を行いCO2排出量の算出を実施した。
Megloo(メグルー)は地域共通のリユース容器をシェアすることで、テイクアウト時の使い捨て容器ごみを削減するサービス。Meglooで使用する容器は、100回以上のリユースが可能。耐久回数を超えたものは、カマンで回収の上、新たな製品の原料として再利用するリサイクル方法により廃棄物をゼロにできる。捨てずに巡る社会を実現させる。
6月5日現在、Meglooを活用する地域は5地域(神奈川県鎌倉エリア、横浜エリア/東京都蔵前エリア、目黒エリア、静岡県袋井エリア)に拡大している。カマンはリユース容器シェアリングサービスMeglooの導入地域、店舗を拡大することにより、テイクアウトやデリバリーで発生する使い捨て容器を削減する仕組みの構築を目指していく。