2023年03月31日 15:00

タヒチ観光局は、4月22日・23日、代々木公園にて行われる「東京レインボープライド2023」に出展する。

「東京レインボープライド」は、LGBTQ+をはじめとするセクシュアル・マイノリティの存在を社会に広めると共に「性と生の多様性」を祝福する目的で、毎年開催されている。「変わるまで、続ける」をテーマに開催する本年のイベントでは、LGBTQ+フレンドリーを掲げる企業や支援団体がブース出展する他、代々木公園周辺を練り歩くプライドパレードやステージパフォーマンスなどが行われる予定だ。

19世紀初頭、タヒチの島々にやってきた西洋人は、第3の性として生活する人々に出会った。この人々は「中間」を意味する「マフ」と呼ばれ、男性と女性の両方の特徴を兼ね備えた特別な存在として地域社会に受け入れられ、尊敬を集めていた。さらに、「ラエラエ」と呼ばれるトランスフェミニンに近いアイデンティティも存在。女の子のいない家庭で、女として育てられた男の子のことを指す。現在でもタヒチでは、大人に成長する過程で、自分がマフやラエラエとして生きることを自由に選択できる、個人の意思を尊重する慣習が残っている。このような文化的な背景から、タヒチの島々においてLGBTQ+の人々はあたたかく歓迎されている。タヒチ観光局は、同イベントへの出展を通して、タヒチの島々の魅力を訴求し、LGBTQ+フレンドリーなタヒチの社会や歴史についての情報を発信する。

会期は、4月22日・23日、両日11時〜18時。会場は、東京都渋谷区代々木公園イベント広場。

東京レインボープライド / タヒチ観光局