2015年05月26日 11:47

Studio Ousiaは、5月18日~22日にイタリアで開催された世界最大のウェブ研究に関する学術的な国際会議WWW2015において、「エンティティ・リンキング」に関するコンペティションNamed Entity rEcognition and Linking (NEEL) Challengeで、2位に大差をつけて優勝したと発表した。

「エンティティ・リンキング」は、テキスト中のキーワードをWikipediaなどのナレッジベースに結びつけて処理するための、自然言語処理技術。

世界中の企業や大学を含む21チームが参加した今大会では解析精度のスコア80.67を叩き出し、二位のスコア(47.57)に対し33.1の大差をつけて優勝した。

同社では、この技術を商用化し提供するべく開発を行っているという。

今後、このエンジンをSemantic Kernelという製品として、今年の夏にリリースを行う予定だ。