2023年03月06日 12:40

e-dashは、同社が提供するCO2排出量可視化クラウドサービス「e-dash」を、東横インへ提供開始した。
「e-dash」は、CO2排出量削減への取り組みを総合的にサポートする三井物産発のサービスプラットフォーム。脱炭素の第一歩であるCO2排出量の可視化については、電気やガス等のエネルギーの請求書をアップロードするだけで、事業を通じたCO2排出量(Scope 1・2)を自動で簡単に算出するなど、計算の手間を削減しながら正確なデータを蓄積できる仕組みを提供している。サプライチェーン排出量(Scope 3)についても、ソフトウェア上で手軽に算出・可視化が可能だ。さらに、CO2排出量の可視化に留まらず、三井物産のネットワークも活用しながら、CO2排出量削減の各種施策の実行を支援する。
東横インは全国約7万室の客室で年間2000万人以上の顧客に宿泊を提供している。社会インフラとしての役割を果たす一方で、日々、膨大なエネルギーや消耗品を消費し、CO2を排出していることが課題だった。日本一の客室数を有するホテルとして「地球の未来を考えたホテルづくり」に取り組むことを責務と考え、CO2排出量の削減に顧客とともに取り組んでいきたいという思いがあった。その中で、ホテルから大量に出される使い捨てアメニティのゴミを何とかしようと、ゴミの量を調べ始めたことがきっかけとなり脱炭素に向けた取り組みを開始、その過程で、CO2排出量のより効率的な可視化に向けて、「e-dash」を導入した。