2023年03月03日 12:49

東洋インキは、カラーマネジメントツール「Lioatlas(リオアトラス)」シリーズの新ラインナップとして、取り込んだ画像のシミュレーションを行い、カラーユニバーサルデザイン(CUD)に対応した配色に簡単に変換できるツール「Lioatlas Simulator」の提供を開始した。

「Lioatlas Simulator」は、カラーユニバーサルデザインに対応した見やすい画像を簡単につくることができるデザインツール。CUDに関する専門知識がなくても、画像をソフトに取り込み、色覚タイプによる見え方の違いをシミュレーションし、識別しづらい色を最適な色の組み合わせに自動的に変換する、という簡単なステップで様々な色覚タイプの人にとって見やすい配色の画像を作成することが可能だ。

一般的な画像形式(TIFF、JPEG、BMP、GIF、PNG)に対応し、CMYK形式のダイレクト読み込にも対応するほか、変換後の画像は目的にあわせて解像度を変更して保存する事ができる(追ってCMYK形式での保存にも対応予定)。さらに「Lioatlas Simulator」で変換後の画像の色を、同シリーズのCUD配色ソフト「Lioatlas CFUD」に取り込み近似の特色を選定することで、印刷時の色指定をすることができる。これにより、デザインからプロフェッショナルな印刷まで、カラーユニバーサルデザインのワークフローを簡単に構築することが可能になり、色彩のバリアフリー実現に寄与する。

価格は500円/30日。

Lioatlas