2023年02月28日 16:20

兵庫県に本拠地を置く総合食品メーカーであるオイシスは、現場DXプラットフォーム「カミナシ」を導入。月間100時間の業務時間削減を実現した。

オイシスは兵庫・大阪・滋賀に9工場を構え、パン、惣菜、麺類、焼き菓子など、1日1000種類以上の食品を製造している。同社では1工場あたり毎日200枚以上の紙帳票が発生しており、帳票の印刷や回収、保管などの管理が品質管理担当者の業務を圧迫。また、そのような環境は若手社員の活躍を阻害する要因にもなっていたため、改善が急がれていた。

そこで、これらの課題を解決するため、品質管理体制の強化や業務負担の削減、若手社員の活躍できる環境作りを目指し、主要拠点である神戸工場に「カミナシ」を導入。その結果、品質管理に利用する主要な20帳票をわずか3カ月でデジタル化。工場全体で月間100時間もの作業時間を削減し、大幅な効率化を実現した。また、デジタル・ネイティブの視点で業務フローを改善。社員間のコミュニケーションにも寄与している。オイシスの神戸工場では今後、残る紙帳票のデジタル化を進め、さらなる業務効率の向上を強化する予定。詳しくはこちら

「カミナシ」は、作業チェックなど現場の業務フローをノーコードでデジタル化する現場DXプラットフォーム。これまで紙やエクセルで行っていた手書き情報のデータ化から、集計・報告など、作業をノーコードでアプリにすることで、現場での正しい作業ナビゲーションの徹底やチェックデータのリアルタイムな一元管理を実現する。