2023年02月27日 16:28

オーシャンブリッジは、福島大学農学群が導したリモートコントロールツール「ISL Online」の導入事例インタビューを、2月27日に公開した。
ISL Onlineは、高いセキュリティで安心・簡単・低価格の導入を実現するリモートコントロールツール。離れた場所のPC同士で画面共有・遠隔操作を行うことができ、社内ヘルプデスク、遠隔地サーバーメンテナンス、テレワークなど様々な用途で活用できる。利用企業のセキュリティポリシーに合わせてオンプレミス、プライベートクラウド、パブリッククラウドの3つのライセンスを選択可能。パブリッククラウドの年間稼働率が99.9958%と高い安定性を誇っており、国内2500社以上、世界100カ国で30万社以上が導入している。
同大学では、2018年に最新の分析装置を導入したが、外部利用の拡大と設備の維持費が課題に。地方大学では、ユーザーが直接、大学に来て設備を利用することが難しく、設備を外部開放しても、なかなか利用は進んでいなかった。本ツールを導入後、ユーザーが遠隔操作で分析できる体制を構築したことで、外部利用が増加。ユーザーは分析したい試料を福島大学に送り、ISL Onlineを介して遠隔操作で装置の操作・解析ソフトを利用することができるようになった。
分析装置の外部利用による初年度の収益は2000万円を突破し、設備維持費を捻出。同大学は「地の利が無い地方大学で、学内設備の外部利用促進で悩んでいる場合に、ぜひ活用してほしいツール」として、ISL Onlineを高く評価した。