2023年02月16日 12:36

クラダシと鹿児島県は、食品ロス削減に関する連携協定を締結した。

クラダシは、ミッションを「ソーシャルグッドカンパニーでありつづける」、ビジョンを「日本で最もフードロスを削減する会社」と掲げ、持続的に社会課題の解決に取り組むビジネスを展開。フードロス削減を目指し、賞味期限が切迫した食品や季節商品、パッケージの汚れやキズ・自然災害による被害などが要因で、消費可能でありながら通常の流通ルートでの販売が困難な商品を買い取り、ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」で販売している。鹿児島県は、2021年3月に、食品ロス削減推進計画を兼ねて消費者基本計画を策定し、食品ロスの削減に取り組む消費者の割合を80%とする目標を掲げ、広報・啓発活動に取り組んでいる。

鹿児島県で開催された「若手職員による政策提案コンテスト」において、フードロス削減のアイディアが優秀作品に選出されたことをきっかけに、県内のフードロス削減に向けた取り組みを強化したいと両者にて協議を実施し、連携協定を締結するに至った。今回の連携により、鹿児島県とクラダシは、相互の資源を活用し、県民や事業者等に対しフードロス削減に対する意識の向上と行動の変容を促すなど、鹿児島県内におけるフードロスの削減を推進することを目的に連携協定を締結する。両者による今後の取り組みは、県民や県内事業者に向けた食品ロス削減に対する周知・啓発活動、学生が一次産品の収穫支援等を行う社会貢献型インターンシップの実施、フードバンク団体の活動支援など。

ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」